よもぎの粘り気を利用したそば

春先になるとよもぎを積み、よもぎ餅にした経験がある方もいらっしゃるでしょう。

 

ほかにもいろいろな料理と、相性がいいことはご存じでしたか。

 

よもぎにはさまざまな薬効があることで知られ、漢方などでも薬草として取り入れられています。

 

キク科の植物で、葉をすりつぶすと粘り気が出て、餅のようになることでも知られてきました。

 

別名モチグサとも呼ばれ、団子のつなぎなどに使われることが多かったとされています。

 

この粘り気を意外なものに使った会社があるとして、昭和30年代半ばに注目を集めました。

 

それが久保島本舗です。

 

昭和35年にそばのつなぎとしてよもぎを取り入れ、よもぎそばを開発した久保島本舗では、薬効だけではなくおいしさも追及しているとして、当時多くの人の関心を集めました。

 

昭和42年頃には宮内庁に献上され、皇室の方々も召し上がりました。

 

伝統と品質の高さを魅力としているよもぎそばには、そばだけではなくうどんもご用意しています。

 

どちらか迷うときにはどちらもお試しいただける、そばとうどんのセットのほうが、よりご満足いただけるかと存じます。