カキナと違うのらぼう菜を日本全国で食べられるように

あきる野市周辺で多く栽培されているのらぼう菜は、ベータカロテンやミネラルが豊富な野菜です。

 

アブラナ科の野菜なのでカキナや菜の花にとてもよく似ていますが、カキナのほうが味に苦みやえぐみがあり、大人の味といわれています。

 

対してのらぼう菜は茎が太く、甘みがある野菜です。

 

また、カキナは2月下旬から収穫がはじまるのに対して、のらぼう菜は3月下旬から4月に旬を迎えます。

 

見た目は似ていますが、旬の季節が違うこと、味が違うことが特徴です。

 

また、含まれている栄養素も大きく異なり、ベータカロテンやミネラルが豊富なのらぼう菜に対して、ベータカロテンも含まれているけれど、それ以上にビタミンBが豊富なのがカキナの特徴といえます。

 

久保島本舗では、あきる野市周辺で栽培されていることが多いのらぼう菜を使った、のらぼうそばを作りました。

 

のらぼう菜は日持ちしづらく、近隣地域のみでしか食べることができないといわれています。

 

日本全国にのらぼう菜の良さを知ってもらいたいため、そば粉にのらぼう菜を練り込みました。

 

のらぼう菜独特の甘みが麺に練り込まれ、そばとのハーモニーが絶妙です。